2024年2月17日
昨日はマウンテンサポートやまやの山行で、鈴鹿天狗堂に登ってきました。 随分以前に何度か登ってるこの山ですが、久しぶりに登ると新しい登山道がついていました。 鈴鹿の中でも独立したきれいな円錐形の天狗堂は登高欲をかき立ててくれます。
新しい登山口からの道は最初から急登で主尾根に着くまではロープがあるところもあります。 しかも雪解けの滑りやすい斜面です。 尾根からは少し勾配は少なくなりますが、最後の200mほどの登りは、さすが鈴鹿10山の一角をなす山でかなりの勾配。 しかも滑りやすい岩登りとなり変化に富み山好きにはたまらない世界となります。 シャクナゲやイワウチワも鈴鹿の岩山の花。 春よ早く来い!と花芽を膨らませています。
雪解けのズルズル道をロープずたいにこなし、天狗堂頂上に着きました。 頂上付近はまだまだ雪がたっぷりです。 サンヤリ方面に少し行くと展望岩があり、そこからは良く登った鈴鹿の名峰御池岳が御池林道、T字尾根越しに良く見えていました。
うっとりとした時間を過ごし、雪の上でゆっくり昼食。 その後来た道を下山しました。
登りより滑りやすい下山。ロープを持ってゆっくり下山しました。 ただ、新しい登山道では道の真ん中に何故か?使っていないだろうケーブルが敷いてあり、これがかなり滑ります。
もし登る方がおられれば、このケーブルにはお気をつけください。
君ケ畑に下りましたが、もう誰も住んでおられないだろう廃屋をたくさん見ました。
この廃屋、写真のように芸術的に崩れています。 非常に芸術的だったので見つけて密かに感動していました。
また、登山口にある金龍神社は、今年の干支の神社?本堂境内にある龍の木彫がさすが木地師発祥の由緒ある地で、素晴らしかったです。
鈴鹿の滋賀県側のこの辺の山はたくさん面白い山があります。また、春になれば登りましょう!