7月11日−12日で加賀大日山に登ってきました。
7月11日(水)
この日は生憎の雨で、昼からは雨が止む?予報が一転、一日中雨に・・
しかもけっこう雨足は激しく降っています。
今回は1名様のお客様、お客様と相談して、次の日は雨はそんなに降らないということで、この日は観光をすることに・・
山中温泉から山代温泉へ、そして九谷焼の故郷や資料館などを見学に行きました。
これはこれでとっても勉強になりました。
この日は登山口近くでテント泊。
ちょうどきれいなトイレのある駐車場が・・そこで、泊まります。
7月12日(木)
全ての行程をこの日にかけて、朝6時に出発です。
徳助新道から登り、小大日山、大日山へ登り、池洞登山口へ下りる尾根ぐるっと一周コースです。
登山口まではダートの道を進みます。
なかなかハードな道は、その行程の厳しさを物語っているようです。
古九谷集落から30分かけて登山口のある駐車場に到着。
地図上では谷を詰めて尾根に出ることになってはいるが、実際ははじめから尾根に取り付いています。
前日の雨で下草が濡れてとってもきれいです。登山開始は午前7時です。
急な登りを何度も繰り返し、小大日山手前のピークに着きます。
徳助の頭というピークで徳助さんらしいイラストが標識に描かれています。
だんだんとガスが出てきて、霧雨が降ってきました。
徳助の頭からは、そんなにハードな登りはなくけっこう楽ちんです。
途中、久しぶりにショウキランに出会いました。
以前、大峰で出会ったショウキランは、もうほとんど無くなった話しを聞いているので、とっても懐かしく嬉しい気持ちでした。
小大日山から大日山へ
ガスの中、幻想的ともいえる景色に感動しながら、突き進みます。
大日山に到着したのは午前10時、3時間かけて到着です。
ここには、白山展望台・・というのもあり、晴れていれば白山がきれいに見える・・はず・・です。
また、ここにはいろんな道の分岐点でもあり、これから下る池洞尾根、越前大日山こと越前甲に続く尾根、
そして小松の方に長く続く尾根のコースです。
しばらく休憩後下山・・というか、大日小屋でお昼ご飯を食べるべく、一旦コルまで下ります。
コルは少しトラバースするのですが、そこには小川が流れています。
登り返し、大日小屋に到着です。
大日小屋はきれいな小屋です。
山中山岳会が管理しているようです。福井県の小屋は全てきれいで、特に白山周辺はきれいです。
地元の山岳会が力を入れて整備しているようですね。
小屋の中でゆっくりとお昼ご飯を食べ、そこからは一気に750m下ります。
あ、そうそう、登りの大日山の高低差は950mでした。
途中、美しいブナ林などがあり、滅多に出会えない最高の景色に感動しながら下山しました。
大日小屋からは2時間もかからず下山。
お客様のNM様も、苦手な滑りやすい粘土質の土を慎重に下山されました。
林道に下り立って一安心。
加賀大日山はけっこう一日がかりの登山で行程も長く中級の練習にはぴったりの山です。
景色は見えないものの、自分の苦手な部分も克服しながらの実りある登山でした。
車へ帰った私達は、もう出てきているのか?!というアブに奇襲に会いましたが、(普通、アブは8月のハズですが・・)
その後、一目散に温泉へ!
2週間前に登った丈競山の近くの温泉により、身も心もスッキリ!
谷口屋の竹田の油揚げを土産に勝山を通り、いつもの道で帰京。
京都には午後8時頃到着しました。
加賀大日山は他の季節にも他のコースでも登りたい山です。
また、たくさんの山に登りましょうね。