2017年 大長山・赤兎山            とジップライン

6月28日〜29日、1泊テント泊にて福井県池田町でジップラインを楽しみ、大長山と赤兎山に登ってきました。日本で最長?のジップラインということで、参加者の2名様はとっても楽しまれた様子でした。

山行のあらまし・・上の写真を追いながら説明します。

今シーズン2回目の大長山と赤兎山に登りました。1日目は、池田町のツリーアドベンチャーピクニック・・というレジャー施設?にて、ジップラインを楽しむという少し異色の山旅となりました。

お客様のリクエストで企画させていただける唯一のマウンテンサポートやまやにおける山行で、ジップラインの施設に着いた2名様は意気揚々と案内のお姉さんの指示でヘルメット、ハーネスを着用!私は、写真係に徹することに・・合計で1000mくらいあるジップラインは日本で最長ということで、お二人とも爽快に楽しまれました。その後、部子山へ登り、昼食を食べましたが、部子山はほとんど林道を車で登れ、この日は登山・・・というよりは、散策レベル・・でも、山頂付近はノウゴウイチゴなどがたくさん実をつけていて、美味しくよばれました。銀杏峰に続く稜線が雲の間から見え隠れ・・昔、山スキーでこの稜線を歩いたことを思い出されます。部子山を後にした私達は、2日目の登山口である小原林道へ・・その前に買い出しを済ませ、今夜のバーベQに備えます。

天気が悪ければテントの中で・・と思っていたのですが、なんとか雨は降らない・・ということで、小原林道終点の駐車場でテントを張りました。しかし、この時期、朝夕は特にブヨが多く、煙を出すまではひつこく追い回されましたが・・でも、バーベQができる頃には、虫達もいなくなり、たくさんのお肉と野菜を食べ、ワインやビールと・・夜は更けて行きました。

テント泊初めてのお客様でしたが、テント設営やテントでの注意点などを説明、快適・・?とまではいかなかったかもしれませんが、良い経験をしていただいたのではないか?と思います。2日目 簡単に朝食を済ませ、いざ、大長山へ・・小原峠までの登山道は2週間前に来たときよりは、随分と季節が進み、早春の花達は既に実をつけていました。

 

しかし、アカモノやエビネ、ヨウラクツツジなどはこれから!とばかりに咲いていました。小原峠からは、先ずは大長山へ!白山がきれいに見えていました。赤兎山の倍くらいは距離のある大長山ですが、いくつかのピークを越えて、頂上へ!頂上ではゆっくりと白山を見ながら、ご飯を食べました。私達が朝一で出てきたので、この日初めに大長山のピークを踏みましたが、少し後に同じようなパーティが頂上でご飯を食べられました。聞くと、市ノ瀬のある谷から三ツ谷を通ってやってきたと・・いわゆる加賀禅定道を通ってこられたことでその道を笹払いなどをしている・・という方・・少し前までは藪で通れなかったこの沢沿いのルート・・なんとも、また一つルートの選択肢ができたじゃないですか?!頂上からは、次回に行く予定の三ノ峰や銚子ヶ峰から続く、野伏ヶ岳までの稜線がはっきり見えていました。またニッコウキスゲやマイズルソウ、ツマトリソウも咲いいて楽しませてくれます。さあ!次は赤兎山!!ともと来た道を引き返します。小原峠に着いた頃には白山が雲の中に隠れてしまっていました。赤兎山まではここから約1時間で登れましたが、時間があるので、避難小屋まで下りてみることに・・池の近くでしばしボ〜っと・・モリアオガエルの卵が産み付けられ、イワイチョウなどの湿地帯の植物が咲いていました。避難小屋でトイレを借りた後、赤兎山へ引き返します。そこから登山口へ・・下山時はいきなり雷雨に見舞われましたが、暑かったのでレインも着ずに登山口へ・・土砂降りの雨にズブ濡れになりましたが、レインを着るもの暑く・・でもレインのありがたみが少しわかる・・という経験をしていただき、小原林道を後にしました。勝山の温泉でゆっくりと温まり、疲れた身体を癒やし、帰路に着きました。来られた方は初めての体験がたくさんあった今回の山行ですが、また、自分の引き出しを一つずつ増やしていただき、次回以降の山行にお役立ていただければ、嬉しく思います。



2017年 マウンテンサポートやまや山形