雪山教室1 三十三間山→百里ヶ岳

新春第2弾!! 1月9日に雪山教室1で、三十三間山にいきました・・いや、行く予定でした・・といったほうが正しいのかもしれません。

京都から湖西を通り、小浜方面に車を走らせましたが、初め晴れていた天気も徐々に雲行きが怪しくなってきて、ちょうど国道303号の石田川を境に、西側は晴れ、、東側は雪・・ではなく雨という構図になっていました。

それでももっと北に行けば、たぶん、雪になっているだろうと信じ、車を三方方面に・・

倉見の三十三間山登山口に着きました・・・・・が・・・

雨脚はどんどん強く・・しばらく様子をみるか・・・と・・・

しばらくして、中型バスの団体さんが、同じ駐車場に・・

この雨で、我々と同じく、出発を躊躇っているご様子・・・

10分ほど待ってみたのですが、雨脚は収まらず・・加速度を付けて激しくなっています。

ここで、皆様と相談・・たぶん、この気温だと、山の上に行くまでに、この雨は雪に変わること無く、降り続くだろう・・午後には晴れるという

予報もでているが、それまでに雨に濡れた身体で稜線に立つのは、あまりに危険・・・かもしれない・・

ということで、今回は、雪を諦め、雨の降っていない所まで移動し、無雪でもいいので、山を楽しむこと・・というのに、満場一致!!

かくして、三十三間山から百里ヶ岳へ、転向しての登山です。

場所変更で、少し遅目の出発です。

午前10時50分

ここは、晴れています。

高度差約400mを登るのですが、登る内に雪が残っています。

残っているといっても、5ミリ程度ですが・・・

 

だんだんと雪の面積が増えてきます。

ヨシ!!もっと、雪があってくれ〜〜〜!!

でも、まだまだ、期待は持てません。

はるかに雪の無い所の面積が多いのがわかると思います。

今回は、初めの雪山教室で来ていますので、少しでも講習会をしたい!!

と雪乞いの踊り??を・・・

少し(10センチくらい)あるところで、さもたくさんあるかのような写真が撮れました。

雪だるまを作りましたが・・高さ10センチの・・・

でも、期待を胸にブナ林の中を進みます。

雪、降っていてくれ〜〜!!

期待通り??雪がどんどん出てきました。

ヨッシ!!

約30センチとなりました。

ここまでくると雪山教室ができます。

雪の登り方、下り方など、アイゼンが必要ない程度のキックステップやヒールキックなどの練習。

アイゼンをつけるタイミング。

わかんをつけるタイミング。

装着時の注意。手袋の種類などなど・・

百里新道の稜線からは、目指す百里ヶ岳が見えています。

それにしても良いお天気です。

三十三間山はまだ、雨が降っている模様・・

麻生集落から、南谷をつめた所にある、シツクレ峠にてゆっくりと昼食

ここは風もあまり当たらず、ポカポカのよい陽気でした。

高島トレイルの主稜線に出て、そこから、百里ヶ岳の山頂を目指します。

最後の急登を登ります。

もう少しで頂上です!!

ガンバレ!!

ここから見ると、雲ひとつないとっても良いお天気です。

やりました!!

雪の百里ヶ岳山頂、到着です。

絶景かな絶景かな・・全ての山々が澄んだ空気の中で見えています。

三十三間山も、今は、見えていました。。

人っ子1人いない山頂にしばし佇み、皆さん、感動です!!

記念のニャンコのマーク・・by NOさま

駒ケ岳へ続く高島トレイルも真っ白です。

駒ケ岳方面から、皆様を撮りました。

とっても気持ちよさそうです。

百里ヶ岳、東尾根から・・・この尾根もまた歩いてみたいですね。

帰りは、根来坂峠まで行くか・・とも思っていましたが、時間的なことを考えて、百里新道を往復することに・・

まだ2時過ぎですが、夕日みたいです・・

百里新道の岩尾根を下ります。

ここでも、雪の残っているところで、歩き方の実践トレーニングをしながら歩きます。

皆さん、真剣に取り組んでいただいていおります。

下の方までくると・・イワカガミ達が一斉にありました。

まるで、3月か4月のそれのよう・・・

ひょっとして、2月くらいに花が咲いたりして・・節分草みたいに・・

今年はおかしい!!

登山口に到着しました!!

午後4時ジャスト!!

イェ〜〜イ!!

雨に濡れること無く、雪もそこそこあり、初会の雪山教室としては、上々でした。

次回は、17日(日)でベテランの方達ばかりですが・・雪山教室です。

これから寒くなることを期待しています。

 

私達はこの日、また、朽木経由で、温泉「てんくう」に入り、ポッカポカな気持ちで帰路に着きました。「てんくう」は、レストランなどが工事中でしたが、人が少なく、快適でした。