雪山教室2 京都府最高峰 皆子山

1月17日 雪山教室2で京都府の最高峰の皆子山へ登ってきました。

・・が、雪はほとんど無く、雪山教室にならなかったので、雪山テント泊教室とやまや流読図教室に切り替え、皆子山の一番良いところ・・高原台地を散策してきました。メンバーはやまやのベテランさん5名様の参加です。雪山でなかったのは残念でしたが、それぞれ、思い思いの感覚で楽しんでいただいたと思います。下記に写真入りで、レポートいたします。

 

京都から車で登山口へ向かうも、雪がなく、少々不安になっていましたが、平より稜線を眺めると、所々残っています。先日の百里ヶ岳の教訓があり、たぶん、頂上付近に行くと、それなりに残っているだろう・・ということで、軽アイゼンは必ず、わかんやスノーシューを持った上でのスタートです。

東尾根を登って行きます。

最初は急登ですが、高度200mほどで、緩やかになります。

雪がないので、読図講習をしながら行きます。

少し残っている雪が・・私達を励ましてくれています。

う〜〜む・・・

やまやで読図をすると、早く楽しく地図が読めるようになります。

皆様、おもしろおかしく、取りかかっておられていました。

少し雪がでてきました!!

ヨシ!!よっし〜〜!!

希望あり・・かも・・

稜線からは、お隣の比良が見えていますが、武奈ヶ岳とて、あまりに雪がない状態・・

ましてや、権現山から蓬莱山などは皆無??です。

びわ湖バレイスキー場の上で、無理矢理作った?雪が少し見える程度・・

反対側の、湖北の方には、そこそこ雪が付いていましたが、前回の百里のような状態かも・・

めでたく?!皆子山へ登頂できました。

皆さん、やった〜〜!のポーズですが、雪は?

えっ?雪は?・・・雪は?・・

という状態でした。

しばらくで、大人数の団体さんが登ってきたので、私達は別天地に雪を求めて移動・・

知る人ぞ知る、皆子山の高原台地です。

ここなら雪が・・少しでてきました!!

ですが・・やはり雪はない!!状態・・・

風が少し吹いていましたので、寒い時用に持って行っていたジャンボテントを、高原台地に張ってゆっくりとお昼ご飯を食べました。雪山を想定しての、テント泊教室に皆さん、真剣に耳を傾けていただいておりました。皆さんから積極的にいろんな疑問点なども飛び出し、とっても有意義な時間でした。写真は、撤収前です。

 

そこから西尾根を使い、高原台地を一周します。

ここは、無雪期でもテント場に最適です。

ヤマビルで有名な皆子山にもこんなに良いところがあること・・

皆さん知らないでしょう?

ただ、地形が複雑なので、道もありません!!ので、決して熟達者の同行なく、一人では入らないでくださいね。

読図講習で、2時間ほど台地を駆け巡りました。

皆子山もう一つのピーク、926に到着です。

皆さん、どんどん地図を読めるようになっておられていますね。

感心感心!

帰りも元来た道以外で、高原台地を駆け巡ります。

皆様、思い思いのペースにて歩かれていました。

登山口へ下りてきました。

お地蔵様へ、「無事に下山、ありがとうございました」

みんなで手を合わせました。

民家の横を通り過ぎて平の集落へ戻ります。

午後4時半・・皆様お疲れ様でした。

この後、京都へ戻り、いつもの銭湯「船岡温泉」にて皆様ポッカポカに暖まっていただき、次回の山行のお申込を確認して、京都駅と四条烏丸から帰っていただきました。

今回の皆様は、雪山もされる方ばかりでしたが、やはり無雪期にも備えて、冬場にも身体を動かすことの重要性を知っておられている方です。

雪があっても無くても、きちんと身体を動かしておくことが、健康の秘訣!いつまでも山登りを楽しんでいただけますよう、これからも、いっぱい、いろんな山にチャレンジしましょうね!!