2016年 4月23日〜24日 テント泊 大峰 八経ヶ岳〜行者還岳

ちょっと遅めの到着のお二人様です。駐車場にて・・

大峰奥駈道は世界遺産です。れっきとした熊野古道の一つです。

いざ、出発です!!

弥山の水が出ているかどうか・・心配なので、行者還岳から、登ることにしました。今夜のお宿は、行者還岳です。一応、テントは持って登ります。

初めからかなり急です!!

ミツバツツジがちらほら咲いています。

急坂を登り、やっと奥駈道に出合いました。ここからは楽・・なはず・・

気持ちのよい稜線を歩きます。笹が短くなり、倒木が多く、東大台みたいです。

目の前に行者還岳〜大普賢の稜線が見えます。すごくきれいです。

行者還小屋に着きました。やれやれ・・

今夜の宿はここです。

荷物を置いて、行者還岳をピストンします。

行者還岳の水場・・を求めて、登ります。

水は流量は少なかったけどちゃんと出ていました。

ガレガレに沢沿いから尾根に取り付きます。

あっという間に、行者還岳、到着です!

イェ〜〜イ!!

荷物が軽いとこんなにも違うものか?!

帰りも慎重に下ります。

ハシゴが何となく心もとない・・

小屋に着き、しばらくで雨が振り出しました。

一気にガスります。

これも幻想的でよろしいな〜〜・・

小屋の中で夕食&寝る準備です。

今夜の食事は、やまや特製!!あおさのりとジャコと炭火鴨肉のスパゲッティです。

それと、郡上で買ってきた鶏ちゃん・・です。

塩味で美味しかった。

ビールとワインで、皆さん!良い気分です。

ボッカした甲斐がありました。

 

夜7時には就寝・・・

2日目 朝で〜〜す!

キュウリのあさ漬けと、めざし、味噌汁に梅茶漬けです。

めざしは炙って食べると美味しいよ!

ここの小屋は、ほとんど個室状態で、トイレも付いていて非常に快適そのもの・・

左の扉が女性部屋?!右の扉が男性部屋・・・

 

男性部屋では、もう何回も奥駈道を行っているという30代の男性の方に会いました。

昨日泊まった二蔵小屋で、ネズミの襲来にあったとか・・・

ここにもいるかも・・ということでしたが、ここでは、見かけませんでした。

 

今回は9泊10日くらいで、大峰奥駈道を往復する・・とか・・

なかなか達者な方です。今日は、深仙まで・・・

出発前・・雨は止んだがガスガスです。

ガスの中を歩きます。稜線は、バイケイソウがたくさん生えていました。

トリカブトも・・みんな毒草です・・シカさんの仕業・・・

だんだんとガスが晴れてきました。

行者還トンネル西口からくる道と合流・・この手前にテントなどをデポし、軽めの荷物で、弥山八経が岳に挑戦です!

目の前にこれから向かう弥山・八経ヶ岳が聳えています。

稜線は、まだ新緑には遠い感じですが、確実に冬芽が膨らんで、春の息吹を感じます。

理源大師坐像のところまで来ました。空は晴れてきました。

この理源大師さまは、京都醍醐寺を開山された方・・また、雨乞いの神様でも

おられるために、絶対に触ってはいけません!

弥山への登りもなかなか急登が続きます。

でも、展望がよく、気分を癒やしてくれます。

稲村ヶ岳から山上ヶ岳が見えています。

急な階段も健在です。

けっこう、ここでバテる人もいるのですが、今回のメンバーは健脚揃いです。

どんどん登っていきます。

弥山小屋前に到着!弥山小屋はまだ営業していません。4月29日から・・ということ・・

冬季小屋のみ・・・でも、ここはトイレがありません。

やはり、行者還小屋にしておいて良かったです。

弥山山頂の天川弁財天・・・ほとんど文字が消えて見えません・・

八経ヶ岳山頂にて、今回の最終ポイントです。

ここで、のんびりお湯を沸かしてお昼ごはんです。

ここ・・以前はこんなに展望が良くなかったのですが、シカさんのおかげで、木が枯れ、展望が良くなりました。喜んでいてはいけないのですが、気持ちがいいです。

奥には、孔雀岳〜釈迦ヶ岳がそびえています。

小屋で会ったお兄さんは、今どこまで歩いているかな〜・・・とボンヤリ・・

帰り・・コルにて、また、次の時のために、水場を探しに行きました。

約100mくらい下で水の音がしていました・・ので、大丈夫か・・とも思いましたが

ツメは、弥山小屋なので、、何となく気持ち悪いかも・・・

帰りは、一目散に下ります。

奥駈出合いからも、ガンガン急斜面を下ります。

下りはやはり早いです。

再び、ミツバツツジがきれいに咲いていました。

稜線はまだでしたが、これからは花のシーズンですね。

登山口の橋について、ホッと一息!

「やった〜〜」と歓声も!

この日、20キロ3万歩歩いたとお客さんからのご報告・・

いつもは、弥山に先に行きますが、今回は行者還に先に行きました。

1日目は楽でしたが(はじめの急登を除く)2日目はそんなに歩いていたとは・・・

 

大峰は、やはり、車での取り付きも、歩く距離も半端ないと思いました。

到着時間 午後3時

帰り道では、山桜がきれいに咲いています。

多くのカメラマンがカメラを構えていました。

 

上北山温泉に入り、汗を流して帰路につきました。

今回はテントは張らなくて良かったのですが、その分をしっかり持ってでの、山行でした。

重たい荷物も慣れが必要です。

皆様のトレーニングになったかしら・・・?

 

次回は、どこにテント泊に行こうかな?